【発達障害(グレー)のお子さんのご両親向け】小1面談内容と積極的に相談をお勧めする理由

発達障害について

まず結論からお伝えすると、学校で面談時は「少しでも不安に思っている事、要望があれば積極的に相談する」事をお勧めします。

この記事は、「面談を控えているが、内容が気になる方」、「どんな事まで相談出来るかの内容を知りたい方」に向けて、その内容や重要性、具体的に何を相談すれば良いか等をお伝えします。
なお、相談内容を自分で自分の子供の実情を見てリスト化出来ればベストですが、実際は忙しくて難しい方もいると思います。

そういった方へは当方が相談した内容を以下に記載しますので参考にして頂ければと思います。

積極的に相談した方が良い理由

まずは、積極的に相談した方が良い理由ですが、先生は教育のプロだが、親からの情報がないとパフォーマンスを最大限引き出せないためです。
通級、支援級問わず子供の特性は全員異なります。
そこを一番理解しているのは、他の誰でもないご両親です。

先生が初めて会った子供の特性を時間をかけてコミュニケーションを取りながら探るよりも、親が知っている特性は教えて貰った方が効率が良い事は明白です。
先生方もより注力する事を明確にでき、パフォーマンスが上がります。
周りにですが、先生が教育のプロであるため、気を使って特に要望を出さなかった方がいました。
そのせいか、あまり具体的な動きや連絡帳のコメントがなくストレスを抱えている方がいました。
より効果的な教育がなされないと、教育の進度にも影響してきます。
よって、要望や疑問に思った事は積極的に相談する事をお勧めします。

面談の雰囲気

我が家の長男(発達障害グレーゾーン)が小学校に入学し1ヶ月経過後に行いました。
通常級の子供達は夏頃に先生と保護者の面談がある様ですが、支援級に行っている子供は入学後1ヶ月で面談が予定されている様でした。
時間としては、2時間くらい時間をいただけました。
我々夫婦二人と支援級の担任の先生1人の計3人で面談を開始し、「担任の先生から学校生活の様子」→「我々夫婦から学校への要望や悩みなど」という流れです。

相談内容

  • 行しぶり(登校)

最初に話題に上がったのが行き渋りです。
学校側からは、一応時間は8時前までに登校という事にはなっていますが、時間に関してはあまり厳しくしていない様でした。
我々としては、登校時間をやや柔軟に対応いただける様にお願いし、了承をいただけました。
保育園から小学校へと大きく環境が変化したので十分あり得る話です。
特に最初の1週間は、学校の玄関まで歩けず抱きかかえて学校内に入り、学校に入ってからも先生方数名に抱えられて教室に行くという状態でした。
学校側に聞くと1年生は良くあるみたいで、通常級、支援級問わず大変みたいです。
個人差はあれど、教室に入ると元気に過ごしているみたいでした。
また、入学直後という事もあり、勉強という勉強あまり進めていない様で、学校生活に慣らす事を優先している雰囲気でした。

  • 交流学級

通常級の子供達との関わりですが、うちの子の場合は、朝の会、帰りの会、体育は一緒に行動している様でした。
先生の指示も聞いて動けているという意外な学校側のコメントでした。
おそらく周りの子供達の行動を見て動いているだけだとは思いますが、何とかなってるみたいでした。
現在は、我が子に支援の先生が一人付きっきり状態ですが、その状態で少しずつ通常級での時間を増やして見る様でした。
ただし、ここは無理をせず本人が嫌がったら無理をさせないで下さいとお伝えしました。
不登校にならない様に安全を見てです。

  • 学習内容

まず、通常級よりはやはり遅れる傾向はある様です。
言ってしまえば、通常級は一回学習したら授業内ではほとんど復習的な事はせずどんどん進めるイメージです。
復習は自身でやるスタンスとなります。
一方で、支援級は復習の時間を多めにとります。
その分、進度は遅くなります。想定はしていました。
我が家では、学校に行ってくれる事、不登校にならない事を優先していたので、そこまでネガティブにはなりませんでした。
無理矢理通常級の進度に合わせて本人が「勉強は嫌だ」となってしまうと、今持っているパフォーマンスですら引き出せなくなります。
ゆっくりと確実に・・・と考えました。

  • 書き順について

皆さんもご経験されていると思いますが、書き順って指導されます。
割り切れるかが家庭によってばらつきがあると思いますが、我が家では「書き順は重視しません」とお伝えしました。
ここは皆さん意見があると思うので、我が家の考えを参考までにと思って欲しいのですが、「将来的には結局PCで文字を入力する可能性が高いと思うので、書き順はそこまで重要ではないかな」と考えました。
多少字が汚くても読めればOKとしました。

  • 箸の使い方

箸の使い方がまだあまり上手くありません。
ですが、小学校では箸の使用が推奨されます。
そろそろそういう歳かなとも思ってはいました。
食事に不安はあるので、思い切って「スプーンとフォークの持ち込み」を願いし、了承を得ました。
本人も基本的には箸で食べるのですが、どうしても食べにくい時はスプーンやフォークを使ってもらう様に言っています。

  • 宿題(内容、量)

宿題の件ですが、こちらは日記を宿題としてお願いしてみました。
こちらに関しては、日記はまだ難しいので、平仮名の習得の具合を見ながらという感じに落ち着きました。
現段階では、音読と平仮名の練習が主です。
これは親としても良かったと思っています。
わが子は言語の発達が遅れており、療育の先生に日記を勧められました。
これを親がやる事も出来ますが、それなりに負担がかかると思っています。
学校で前向きな返事をいただけ、本当に助かりました。

まとめ

上記は我が家の一例ですが、色々と相談出来たのも事前に相談リストを作成していました。
時間が限られているため、より効率良く漏れを極力少なくする為の対策で重要です。
相談リストはおすすめです。

改めて、学校で面談時は「少しでも不安に思っている事、要望があれば積極的に相談する」事をお勧めします。
さらに、相談内容を自分で自分の子供の実情を見てリスト化出来ればベストです。
とはいえ、初めての方はそもそも何を相談出来るか分からなかったり、悩んでしまったり、時間が無い方はそもそも作成困難とう状況が考えれます。
そういった方は、本ページの内容をたたき台にしていただければと思います。。
何も案が無いよりは話が具体的になります。
是非、参考になさって下さい。

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